なにかちがうこと、なにかあたらしいことをしなくちゃな。なにかすごく大きなことをやるんだ
あんた、そんなになんにでも心をいためることはないわ。さあ、あっちへ行って。あたい、ひと眠りするんだから
きみを待っていたかって? 待ちに待っていたんだ。それに、風が吹き荒れているんで、とても心配だったんだ……
きみみたいに美しい生きものを、ぼくは見たことがないよ
さあ、明日(ルビ:あした)もまた、長い一日になるでしょうよ。しかも、はじめからおわりまで自分のものよ。とてもすてきなことじゃない!
母親というものは、好きなときに出かけていって、外で寝たりというわけにいかないのが残念だわ
こういうときは、たのしい、ちゃんとしたピクニックに行くのがいいのよ。バスケットにおべんとうを入れてね
どうしようもないわね。世の中って、そんなものよ
ママなんてものは、ほかのものみたいに、そうやすやすとなくなるものじゃないわ
いっとくけれど、遠からずここで、悪魔のしわざみたいな大さわぎがあるわよ
たまには変化も必要ですよ。わたしたちはおたがいに、あまりにも、あたりまえのことをあたりまえと思いすぎるのじゃない? ねえ、そうでしょ?
明日(あした)という日があるじゃないの