うみうま/はなうま
美しい花模様を身にまとった、馬に似たムーミン谷の生き物。その姿から、はなうまと総称されています。小説『ムーミンパパ海へいく』のなかで、灯台の島でムーミントロールが出会った二頭は、浜べを駆けまわり、海へと姿を消すため、うみうまと呼ばれてきました。うみうまたちは、花模様のついた灰色のビロードのコートを着て、首には花飾りをつけていると書かれています。月の光を浴びて跳ねまわる様子はとても美しく、ムーミントロールを魅了しました。同じような姿をした花模様をもつ馬のような生き物は、絵本やコミックスにも登場します。