ムーミンバレーパークのみどころ~水浴び小屋編~
ムーミンバレーパークのちょっとした豆知識を、パークのスタッフが紹介するシリーズ「ムーミンバレーパークのみどころ」。
今回は「水浴び小屋」をご紹介します。
ムーミンパパが建てた水浴び小屋
「はじまりの入り江」エリアを抜け、「ムーミン谷」エリアへ向かうと最初に見えてくるのが、桟橋の先の「水浴び小屋」です。
細長い円柱型の建物と先端が尖った特徴的な屋根は、ムーミン屋敷を彷彿とさせますよね。
そう、この水浴び小屋もムーミン屋敷と同様にムーミンパパが建てたものです。
そう、
桟橋を作ったのもムーミンパパです。
水浴び小屋は、ムーミンの物語の中に何度も登場する象徴的な建物のひとつ。
ムーミンたちは奥の階段から海に飛び込んだり、釣りや日光浴をして楽しく過ごしています。
湖の対岸から撮影した水浴び小屋です。ムーミンたちが水に入るための階段がついているのがわかります。
「水浴び小屋」は雨の日やムーミン一家の帰りを待つホムサなど、様々なシチュエーションの挿絵が描かれている場所でもあります。
「ライブラリーカフェ」で小説を読んでみましょう。
水浴び小屋をのぞいてみよう!
再現されているのは外観だけではありません。
窓から室内をのぞいてみてください。
鉄のストーブ、ポット、ランタン、網、軽食のフルーツや浮き輪など、たくさんの雑貨があります。
小屋の中にムーミントロールやおじょうさんの水着が掛けられているのを見つけたら、ぜひお写真を撮ってください。
しっぽを出す穴の位置を選べるなんて、おしゃれですね。
冬の水浴び小屋
冬の間、ムーミン一家は冬眠します。深い雪に覆われた静かな銀世界で、この水浴び小屋を使っているのはトゥーティッキと、普段は姿を隠している生き物たち。
小説『ムーミン谷の冬』では、1人目を覚ましてしまったムーミントロールが、水浴び小屋で姿の見えないとんがりねずみやご先祖さまと出会います。
さっそくのぞいてみましょう。この時期だけ、トゥーティッキの帽子やシャツを見ることができます。
冬の間だけ、扉にはトゥーティッキの名前を掘った木札がかけられています。
おや、クローゼットから毛に覆われたしっぽが飛び出しています。大発見ですね!
さらに、夜には美しくライトアップされた水浴び小屋をみることができます。湖上に浮かんでいるような、幻想的な佇まいです。
ストーリーの扉
パークの中には、ムーミンの物語を紹介する「ストーリーの扉」が点在しており、最初の一つが水浴び小屋にあります。
ここでしか見れないオリジナルのショートムービーをご覧いただき、ムーミンの物語の新しい扉を開きましょう。
ムーミン谷の音声ガイド~ムーミンと冒険さんぽ~
2024年11月、ムーミンバレーパークにスマートフォンで体験する「ムーミン谷の音声ガイド~ムーミンと冒険さんぽ~」が導入されました。
ご自身の現在地や身体の動きに連動して反応する新感覚の音声ガイドで、水浴び小屋では釣りができます!
ストーリーの扉と併せて、冒険のひとときをお楽しみください。
↓「ムーミン谷の音声ガイド~ムーミンと冒険さんぽ~」詳細はこちら↓
https://metsa-hanno.com/enjoy/#taniguide
Fin.
NEXT THEME:水浴び小屋通り
パークを四季折々に彩る名所の一つ、約200mの「
次回は、その歴史を写真で振り返ります。
※続きは、近日公開予定です。